4.わき

現象 原因 対策
塗膜の表面に泡の抜け後が残って噴火口状の突起ぶつが塗膜に残る わきは塗膜に侵入した泡が塗膜外に抜けにくく、塗膜のレベリング性も不十分なため起きる。
原因の泡は加熱乾燥時の溶剤の突沸、塗装時に巻き込まれた空気、下地に含まれていた空気が塗膜に移行する等である。
多量の溶剤分を含んだまま塗膜の粘度が上昇すると溶剤の上層への移行ができずに加熱乾燥時に突沸してわきになる。

(1)シンナーの選択:焼付乾燥時に硬化が進み塗膜の増粘が始まる前に溶剤が抜けるようにシンナー蒸発速度のバランスを取る。

(2)焼付時の急激な昇温を避ける。

(3)塗膜の溶融粘度を下げるために、少量の高沸点溶剤を添加する。

(4)スプレー時の泡巻き込みが多い時は、粘度を下げたり、適当な消泡剤を添加する。

(5)下地の気孔からの泡は低粘度で浸透性の良い塗料を前処理的に塗布するのが有効である。 コンクリート・モルタルへのシーラーコート、ジンクリッチペイント塗膜上へのミストコート等。

塗料の知識